不安神経症の症状

この疾病は不安がストレートに現れることが特徴です。この不安は、しばしば対象がはっきりしたものではなく、自分の身体機能や生存に対する不明瞭な不安で、動悸、頻脈、呼吸困難といった自律神経失調症状を伴うことが多いです。

落ち着きがない、疲れやすい、集中力が湧かない、外からの刺激に敏感になりやすい、いらいらしやすい、首や肩のこり、頭痛、動悸、めまい、頻尿、下痢、不眠などの症状のうち、3つ以上を伴っていることが診断に必要となります。

不安神経症の原因

原因は解明されていませんが、遺伝的要因や正確、あるいは幼児期に肉親との離別体験、現在のストレス、自律神経系の機能障害が考えられます。

不安神経症の影響

全般性不安障害の方たちは、お金が無くなるかもしれないといった不安感情を病状のためにコントロールすることができず、ずっと「どうしよう、、、、」といった考えがぐるぐると日常生活で継続してしまい、眠れなくなったり心配で食事が進まなくなってしまったり、抑うつ症状が強く出てしまいうつ病を併発してしまう事もあるのです。

また身体的な緊張や強いために、頭痛や肩こりなどの身体症状を併発して自律神経失調症を合併されている方もいます。

不安神経症の治療法

不安神経症の治療としては、精神療法や薬物療法が挙げられます。

精神療法

精神療法の中でも特に認知行動療法は、不安に対する考え方や捉え方のクセ見直しだけではなく、そのような認知のクセにつながりやすい「完璧主義」「過敏性」といった患者様個々の特性に関しても含めて治療を行うことがあります。

薬物療法

薬物療法では抗うつ薬を主体とした治療にも効果があるとされていますので、症状に応じて薬物療法も併用することがあります。

まとめ

不安を強く感じて日常生活を送りづらいと感じたらまずは受診をお勧めします。一人で悩んでも解決しないことが多いです。自分が感じる辛い症状を専門家の先生に素直に相談してみましょう。

ともしびクリニックは東京都の精神科クリニックです。患者様と真摯に向き合い、心身の回復までのサポートさせて頂きます。希望や症状に応じて漢方治療をご提案させていただく場合もございますので、お気軽に相談してみてください。