パニック障害におすすめの心療内科・精神科10選！

「なんの前触れもなく、急にめまいや動悸が襲ってくる……」と悩んではいませんか。

もしかしたらその症状は、パニック障害によるものかもしれません。

パニック障害は適切な治療を受けることで改善する精神疾患です。

この記事では、パニック障害の概要を押さえたうえで、おすすめの精神科・心療内科を10院ご紹介します。

パニック障害の治療を受けたい方は、ぜひ参考にしてください。

パニック障害の症状があれば早めに精神科・心療内科を受診しよう！

パニック障害の症状がある方は、早めの受診がおすすめです。

ここでは、パニック障害の概要と症状、治療方法について解説します。

参考：e-ヘルスネット「パニック症/パニック障害」｜厚生労働省
参考：パニック障害｜国立精神・神経医療研究センター
参考：パニック障害の認知行動療法｜熊野宏昭

パニック障害とは

パニック障害とは、なんの前触れもなく、めまいや呼吸困難などとともに「このまま死んでしまうのではないか」と激しい不安に襲われる状態を言います。

身体症状と強い恐怖を伴う発作が繰り返し起こることが特徴です。

発作の起こった場所に行くことに対する恐怖心から、生活範囲が制限されてしまうことも珍しくありません。

発症人数は100人に1人くらいの割合で、20～30代での発症が多いとされています。

パニック障害の症状

パニック障害のおもな症状には、めまいや動悸、呼吸困難、ふるえなどの「自律神経症状」、激しい不安に襲われる「パニック発作」があります。

病院で検査しても身体的な以上が見られないのに発作を繰り返すときは、パニック障害が疑われます。

パニック障害の発作がないときに「また発作が起きたらどうしよう」と心配になる「予期不安」も症状の一つです。

また、電車やエレベーターなどの閉じられた空間だと、逃げられないと感じて利用できなくなる「広場恐怖」もあります。

苦手な場所や状況は、1人での外出や人混みに行くこと、美容院に行くことなど人それぞれです。

悪化すると外出が困難になり引きこもりがちになるため、うつ状態になってしまう場合もあります。

精神科・心療内科で行うパニック障害の治療方法は主に2つ！

パニック障害の治療は、「薬物療法」と「精神療法」を組み合わせて行います。

薬物療法は、パニック発作を抑え、予期不安を軽くするために用いる治療方法です。

抗うつ薬の一つであるSSRIやベンゾジアゼピン系薬剤を使用します。

眠気やふらつきなどの副作用があるため、経過を見ながら薬の量を調整していきます。

薬物治療と同時に行う精神療法が、認知行動療法や暴露療法です。

認知行動療法では、不安を招く悪循環を止めるために考え方を変えていく練習をします。

たとえば階段を上がっているときの息切れ・動悸をパニック発作と感じてしまう患者さんには、その誤った考え方を訂正していきます。

暴露療法は、パニック発作が起こった場所や状況のうち、不安の少ないものから再現して繰り返す治療です。

患者さんの症状に合わせて、不安を少しずつ消していくことを行います。

精神科・心療内科を選ぶ上で重要な3つのポイント

ここでは、パニック障害の方が精神科・心療内科を選ぶ上で重要な3つのポイントを解説します。

クリニック選びをするときに参考にしてください。

1：当日すぐに受診できる

クリニック選びでは、当日すぐに受診できるかどうかをチェックしましょう。

パニック障害の症状は繰り返し起こることが特徴なので、早いうちに受診して治療を始めることで楽になれます。

病院に行きたいと思ったときに予約できると、どうしようもない不安に襲われてもすぐに相談できるので安心できるでしょう。

精神科・心療内科は当日受診できるところとそうでないところがあるので、必ずチェックすることをおすすめします。

2：自宅から通いやすい場所にある

自宅から通いやすい場所にあるかも需要なポイントです。

パニック障害の治療は1度や2度通院するだけでは終わりません。

薬物治療は症状を見ながら量を調整し、投薬終了まで数年かかる場合もあります。

長く通うことを考えても、自宅から通いやすい場所にあるところを選ぶのがおすすめです。

3：口コミの内容を確認する

クリニックを選ぶときは、口コミの内容も確認しましょう。

同じパニック障害の方が通っているなら、どのような治療ができるか、経過はどうかが口コミからわかります。

また、長く通うことを考えると、ドクターや看護師の雰囲気も重要なポイントです。

受診して後悔する結果にならないよう、口コミを見てある程度クリニックの情報を得ておくと安心
できます。

パニック障害の方におすすめの精神科・心療内科10選！

パニック障害治療におすすめの精神科・心療内科を10院ご紹介します。

クリニック選びの参考にしてみてください。

>>精神科・心療内科を選ぶときのポイントを確認する

1：ともしびクリニック【LINE予約で当日受診OK】

ともしびクリニックは、東京と神奈川に6院ある精神科・心療内科です。

朝10時から夜22時まで診療しているため、ライフスタイルや自身の体調に合わせて通院できます。

当日でもLINEから予約して受診できるので、急にクリニックに行きたいと思ったときでも対応してもらえます。

各院最寄り駅から徒歩2～3分とアクセスも良く、通院に時間がかからないのもおすすめポイントです。

予約はLINEで受け付けています。直接人と話すことがつらいときでも気軽に予約できますので、ぜひご利用ください。

ともしびクリニックの予約LINEはこちら！

2：ゆうメンタルクリニック【毎日初診の受付あり】

ゆうメンタルクリニックは、東京都を中心に10院展開する精神科・心療内科です。

「つらいとき、すぐに。」を理念としており、毎日初診の患者さんを受け付けています。

パニック障害の治療にかかわらず、心理療法を重視しているので、薬に頼りすぎない治療がしたい方にもおすすめです。

また、毎日複数名の医師や心理士がいるため、合わないと思った場合には担当を変えてもらうこともできますよ。

ゆうメンタルクリニックの公式サイトはこちら

3：松葉メンタルクリニック【駐車場あり！緑のある落ち着いた院内】

松葉メンタルクリニックは、埼玉県所沢市にある精神科・心療内科です。

西武新宿線 新所沢駅東口から徒歩5分の場所にあり、駐車場も併設しています。

パニック障害の治療では、薬物療法を中心に精神療法も併用して行います。

待合室や診察室には緑が置かれており、安らげる環境が整えられているのが特徴です。

松葉メンタルクリニックの公式サイトはこちら

4：横浜つづきクリニック【体調不良を体と心の両面から診察】

横浜つづきクリニックは、神奈川県横浜市にある心療内科です。

中川駅から徒歩2分と駅チカで、通いやすい場所にあります。

内科や内視鏡内科も診療しているため、体調不良を体と心の両面から診察してもらえます。

Web予約ができるため、電話で話すのが苦手な方も予約しやすい環境が整っていますよ。

横浜つづきクリニックの公式サイトはこちら

5：用賀メンタルクリニック【待合室はラベンダーの香りでリラックス】

用賀メンタルクリニックは、用賀駅近くにある心療内科です。

ストレス系疾患、パニック障害、軽度うつ病などの方が多く通っています。

待合室では、覚醒水準を下げる作用をもつラベンダーのエッセンシャルオイルを使用しています。

初診は空きがある時間帯に診療を行っており、事前の予約が必須です。

用賀メンタルクリニックの公式サイトはこちら

6：東京はなクリニック【女性医師も診療している】

東京はなクリニックは、JR恵比寿駅東口から徒歩1分のところにある精神科・心療内科です。

女性医師も診療を行っているため、男性医師と関わることに不安がある方におすすめです。

パニック障害の治療は、薬物療法と心理的アプローチを行います。

薬で症状を抑えて少しずつ良くなっているという成功体験を重ねながら、治療を行っていきます。

初診受付をしている日時はHPでお知らせされていますので、ぜひチェックしてみてください。

東京はなクリニックの公式サイトはこちら

7：上板橋こころの診療所【院長は女性！生活面のアドバイスも】

上板橋こころの診療所は、上板橋駅から徒歩1分の場所にある精神科・心療内科・内科です。

院長は女性で、パニック障害や適応障害など幅広い精神疾患や相談を受けた経験がある方です。

パニック障害の治療では、薬物療法と認知行動療法を併用して行います。

規則正しい生活を送る、アルコール・カフェインの摂取を控えるなど、生活面でのアドバイスもしてもらえます。

上板橋こころの診療所の公式サイトはこちら

8：五反田こころのクリニック【当日予約での受診OK】

五反田こころのクリニックは、JR五反田駅東口から徒歩1分の場所にある精神科・メンタルクリニックです。

夜は19時まで診療しているため、ライフスタイルや症状に合わせて通院できます。

当日の予約も受け付けており、Webからでも予約できますよ。

パニック障害の治療は薬物治療と精神療法を併用し、患者さんの症状に合わせて行っていきます。

五反田こころのクリニックの公式サイトはこちら

9：日本橋メンタルクリニック【働く人の心を支えるクリニック】

日本橋メンタルクリニックは、働く人の心の環境づくりを提供する精神科・心療内科です。

産業医としても実務経験のある医師が診察を行っています。

パニック障害の治療では、薬で症状を抑えつつ、認知行動療法を併用して改善を図ります。

初診の場合は電話予約が必要なので、受診前にかならず予約するようにしてください。

日本橋メンタルクリニックの公式サイトはこちら

10：東京メンタルクリニック【2週に1回の訪問診療あり】

東京メンタルクリニックは、JR新橋駅からすぐの場所にあるクリニックです。

平日は21時まで、土日も休まずに診療しています。

通院が困難な方向けに2週に1回の定期訪問診療も行っており、お薬のお届けも対応可能です。

パニック障害の治療と並行してリワークによる復職支援も受けられますので、興味のある方はご相談ください。

東京メンタルクリニックの公式サイトはこちら

パニック障害の方向けの精神科・心療内科10院を5つの項目で比較！

パニック障害の方向けの精神科・診療内科を5つの項目で比較しました。

ライフスタイルや症状に合わせて夜に受診したい方は、夜間診療を行っているクリニックを選ぶのがおすすめです。

たとえば、ともしびクリニック東京院・新宿院は22時まで、ゆうメンタルクリニック池袋院は19時まで診療していますよ。

また、せっかく来院したのにがっかりした……とならないために、口コミ評価を見ることも重要です。

医師や看護師の対応、クリニックの雰囲気を知るために、確認してみてくださいね。

パニック障害の方が精神科・心療内科を受診する流れを5ステップで解説！

ここでは、パニック障害の方が精神科・心療内科を受診する流れについて解説します。

受診を検討している方はぜひ参考にしてください。

ステップ1：診察の予約

精神科・心療内科の受診は、予約必須の場合がほとんどです。

まずは、電話やWeb、LINEで診察の予約をしましょう。

直接話して予約することで安心できる方は「電話」、なるべく人と関わらず好きな時間に予約した方は「Web」や「LINE」がおすすめです。

ステップ2：来院・受付

予約した日時に合わせて来院し、受付をします。

健康保険証とお薬手帳をスタッフに渡してください。

もしあれば、紹介状や診療情報提供書、自立支援医療受給者証も受付時に提出しましょう。

ステップ3：問診票の記入

受付が終わると、診察までの時間で問診票を記入します。

最適な治療が受けられるように、できるかぎり詳しく書くようにしましょう。

なお、クリニックによっては、Web予約をした段階でネット上で問診票を入力することもあります。

ステップ4：医師の診察

順番になったら、医師の診察を受けます。

問診票の内容をもとに、どのような症状があるか、何が一番つらいかなどを解明します。

薬はなるべく飲みたくない、カウンセリングを受けたいなど要望があればできる限り反映してくれるので、希望があれば伝えるようにしましょう。

ステップ5：会計・書類の受け取り

診察が終わったら、お会計に移ります。

クリニックによってはクレジットカードを利用できる場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

薬物治療を行う場合は、会計時に処方箋を受け取ります。

近くの薬局で処方を受けてからご帰宅ください。

まとめ

この記事では、パニック障害の方におすすめの精神科・心療内科をご紹介しました。

パニック障害で命の危険にさらされることはなく、症状は適切な治療を重ねることで改善します。

もしパニック障害の症状でつらい思いをしている方がいたら、早めに受診することがおすすめです。

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