「会社に行くことを考えると涙が止まらない…」
「ある上司と顔を合わせると身体が震えて何もできない…」
こんな悩みを抱えている方は、適応障害の状態にあるかもしれません。
医師から適応障害であるという旨を書いた診断書をもらうと休職でき、治療に専念できます。
この記事では、適応障害の診断書は当日すぐ簡単に書いてもらえるのかについて解説しています。
適応障害の診断基準についても解説していますので、当てはまるかどうか確認してみてください。
なお、うつ病の診断書についてはこちらで解説していますので、あわせてご覧ください。
【結論】「簡単」というわけではないが適応障害の診断書は当日すぐ書いてもらえます!
結論から伝えると、適応障害と診断されたら、当日すぐに診断書がもらえます。
クリニックによっては数回受診したあとでなければ発行しないところもありますが、初診でも医師が必要と判断した場合は書いてもらえることが多いです。
なお、診断書とは病名や治療内容、治療期間(休職を要する期間)などを証明する書類のことです。
適応障害の場合、多くはまず1ヶ月間様子を見ます。
治療期間が終わりに差し掛かっても状態の改善が見られない場合は、「治療期間の延長が必要」と書かれた診断書が発行されます。
簡単というわけではないものの、多くのクリニックでは診断書を当日すぐ発行してくれるため、症状がつらい場合はぜひ精神科・心療内科で相談してみてください。
適応障害の診断基準について解説!
- ・きっかけとなる出来事や状況によって、一般的に予想されるよりもかなり強い症状が出ている
- ・症状によって仕事や日常生活に大きな支障が出ている
適応障害は、ストレスが始まってから3ヶ月以内に心身に上記の症状が当てはまる場合に診断されます。
これは「DSM」というアメリカ精神医学会が出版している精神疾患の診断・統計マニュアルで示されています。
適応障害は、きっかけとなる出来事が改善されると症状が収まることが多い疾患です。
例えば、職場が原因で適応障害になると、休職や退職、部署異動などによって環境を変えることで症状が緩和し、元の生活が送れるようになることも多くあります。
私は2017年に適応障害と診断されて診断書をもらいました…!
私は2017年に心療内科を受診し、適応障害と診断されて診断書をもらいました。
当時は仕事が忙しく、朝早くから夜遅くまで1日12時間以上働いていたので、心身ともに疲れ切ってしまったようです。
ある日の朝、職場の最寄り駅で電車を降りられず、異常を感じた私はやむなく帰宅することに。
運良く数日後に心療内科を予約できたので、それまで仕事を休みました。
そして、医師と話す中で「適応障害による抑うつ状態であり、一定期間休むべきである」と診断を受けました。
当日すぐに診断書を発行してもらえるクリニックだったので、その日のうちに書類をもらい休職に入ることに。
数ヶ月間の休職を経て心身の健康を取り戻し、日常生活を問題なく過ごせるまでになりました。
休職を視野に入れているのであれば、当日すぐに適応障害の診断書を発行してくれるクリニックを選ぶのがおすすめです。
ともしびクリニックを例に適応障害の場合の診断書を当日すぐにもらうまでの流れを7ステップで解説!
ここでは、ともしびクリニックを例に適応障害の場合の診断書を当日すぐにもらうまでの流れを7ステップでご紹介します。
ステップ1:LINE登録・予約申込
ともしびクリニックでは、診察予約をLINEでのみ受け付けています。
当日すぐに診断書をもらうためにも、まずはLINEに登録しておくのがおすすめです。
▼ともしびクリニック公式LINEに登録する
LINEに登録すると、ともしびクリニックから自動でメッセージが送られてきます。
LINEのトーク画面から必要事項を入力して送信してください。
「対面診療のご予約をさせていただきました」というメッセージが来ましたら、予約完了です。
ステップ2:オンラインで問診票記入
LINEの予約完了メッセージに記載されているリンクをタップすると、問診票が開きます。
ともしびクリニックでは診察当日スムーズに診察できるよう、オンラインでの事前問診票にご協力いただいています。
オンライン問診票は診察当日までに送信してください。
ステップ3:来院・受付
LINEで予約した日時に来院し、受付します。
ともしびクリニックでは、待合室に間仕切りを設置し、プライバシーに配慮しています。
他の患者さんと顔を合わせにくくなっていますので、ご安心ください。
ステップ4:医師の診察
事前に送っていただいた問診票をもとに、医師が診察を行います。
つらいと感じていることについて、自分のペースでゆっくり話してくださいね。
こちらの記事では診察で聞かれることをまとめていますので、あわせてご覧ください。
ステップ5:血液検査
ともしびクリニックでは、精神的なストレスによる体の状態を確認するため血液検査を行っています。
採血が苦手な方は、看護師までご相談ください。
ステップ6:会計
診察や血液検査が終わりましたら、会計に進みます。
ともしびクリニックでは現金のほか、クレジットカードによるお支払いにも対応しています。
ステップ7:診断書・診療明細書・処方箋受け取り
会計が終わったら、診療明細書や診断書、お薬の処方がある場合は処方箋をお渡しします。
診断書は上記のような形で、封筒に入れてお渡しします。書かれている内容を確認するために、封を開けてもかまいません。
会社に提出すると手元に残らないため、コピーを取っておくのが安心です。
ともしびクリニックでは基本的に当日すぐ診断書をお渡しできますが、後日のお渡しになる可能性もありますのでご了承ください。
適応障害の診断書を当日もらった際の今後の過ごし方について!
適応障害と診断されたら、まずはゆっくり休みましょう。
適応障害は原因となるストレス因子を取り除くことで、症状が改善される場合がほとんどです。
例えば職場が原因の場合は、仕事のことを考えずに自宅でゆっくり過ごしていくなかで少しずつ良くなっていきます。
なかなか頭を切り替えて休むのは難しいのですが、適応障害と診断されているということはキャパオーバーの合図です。
治療期間中はとにかく心身をゆっくり休めることを最優先にして、少しでも早く回復できるように過ごしましょう。
適応障害の診断書をもらってから休職するまでの流れについても確認しておこう!
適応障害の診断書をもらってから休職するまでの流れは、上記の通りです。
詳しく見ていきましょう。
1. 診断書をもらった旨を会社に伝える
適応障害の診断書をもらったら、まず直属の上司に連絡しましょう。
休職したい場合はその旨を伝え、人事労務の担当者につないでもらうことが必要です。
会社によっては、休職に入る前に産業医との面談をする場合もあります。
会社の就業規則に従い、手続きを進めていきましょう。
2. 休職届・診断書を提出する
休職に入ることが決まったら、所定の休職届を作成し、診断書とともに提出しましょう。
休職届とは休職したい理由や要する期間、緊急連絡先などを記入する書類です。
会社によっては休職届が必要ないところもありますので、確認してみてください。
3. 休職に入ったら治療に専念する
休職に入ったら、まずは治療に専念しましょう。
仕事のことを忘れて、ゆっくり過ごすことが大切です。
なお、会社によっては休職手続きが完了するまで、有給休暇を利用した休みとなることもあります。
4. 症状によっては休職を延長する
治療を続けていくなかで、適応障害の症状が改善されない場合は休職期間の延長をしましょう。
精神科・心療内科で再度「治療期間が必要」という診断書をもらい、書類を会社に提出することで期間を延長できます。
延長に伴い、会社の産業医面談が必要な場合もありますので、就業規則に従って受けましょう。
5. 必要に応じて会社と連絡を取る
休職期間中は、会社から症状や手続きに関する確認の連絡が来る場合があります。
会社が原因で適応障害になったときは、連絡するのが苦しいこともあるでしょう。
その場合、休職に入る前にメールや郵送での連絡にしてほしい旨を伝えるのがおすすめです。
音信不通になると会社側も心配してしまうので、無理のない範囲で連絡を取り合えるようにしておきましょう。
まとめ
- ・適応障害と診断されたら、当日すぐに診断書がもらえることが多い
- ・適応障害はストレスが始まってから3ヶ月以内に心身の症状が出ると診断される
- ・ともしびクリニックでは原則として当日すぐに診断書を発行できる
- ・適応障害の診断書をもらったらとにかく休むことが大切
- ・休職する場合はまず直属の上司に相談する
この記事では、適応障害の診断書は当日すぐ簡単に書いてもらえるのかについて解説しました。
結論、多くのクリニックでは症状を診て、すぐに診断書を発行してくれます。
休職する場合には会社に診断書を提出しなければならないので、初診でも医師に相談してみてください。
ともしびクリニックでは、原則当日すぐに診断書を発行しています。
LINEから予約できますので、「適応障害かも?」と悩んでいる方はぜひ受診をご検討ください。