脂肪溶解注射の3つのデメリットと5つのメリットを解説!
こんにちは。皆さんは脂肪溶解注射をご存知ですか?
10年前は、顔痩せの機器がそれほど充実していなかったため、ダイエットのため「まずは脂肪溶解注射からやってみよう」という方が多かったのです。
しかし最近はHIFUなど他の施術の充実により脂肪溶解注射は知らない人もいます。
ただ、ここ数年YouTubeやSNSなどのインフルエンサーが脂肪溶解注射で効果が出た際の投稿を行いその人気が再び高まってきています。
今回は、脂肪溶解注射のメリット・デメリットについてご紹介します。
Contents
脂肪溶解注射とは
脂肪溶解注射とは、少量の薬剤、アミノ酸、ビタミン剤などを脂肪層に注射し、脂肪細胞に浸透させていく施術です。別名「メソセラピー」とも呼ばれます。
メソセラピーは、1952年にフランスの医師Michel Pistor氏によって開発されました。注射後、脂肪細胞の核に作用し、脂肪が分解・溶解されます。
初期には関節炎や筋肉痛をはじめ、腱炎、偏頭痛、四十肩、顎関節症候群などに用いられてきましたが、近年になって美容医療にも応用されるようになりました。
しわやたるみの改善、妊娠線、傷跡、脱毛症などに使用されていますが、その中でも、脂肪溶解、部分痩せの美容目的に使用される機会が多くなりました。
脂肪が気になる部分をピンポイントですっきりさせたい場合にオススメな治療法です。
脂肪吸引もピンポイント痩せに効果が期待できますが、脂肪吸引の場合は凹凸になりやすいデメリットがある一方で、脂肪溶解注射はそのような懸念はありません。
脂肪溶解注射の3つのデメリット
手術よりも手軽に受けられる脂肪溶解注射ですが、施術を受ける前に、リスクや副作用も知っておきましょう。
1:1回目の注射後にすぐ効果が出るわけではない
脂肪溶解注射と聞くと、注射を打てばその部分の脂肪がなくなってすぐ小顔になるといった広告のイメージをお持ちではありませんか?
実際に、このような広告の影響を受ける方の中には、施術後に「実際と違った」とがっかりしてしまう方もいらっしゃいます。
脂肪溶解注射や価格が安いことから気軽な気持ちで始めやすい施術ですが、実はたった1回の注射だけで見違えるほどの効果を期待するのは難しいのが実情です。
部位や脂肪の状態によって適した回数は異なりますが、数回の注射が必要であることを念頭に置きましょう。
ご自身の理想のフェイスラインを手に入れるには「注射が何回必要なのか?」といったこともカウンセリングの際に医師に確認することをおすすめします。
2:脂肪が多い部分には注射が適さないこともある
部位別に言いますとお腹や太ももに脂肪が多過ぎる場合は、「何度注射しても効果がない」と感じる方が多いようです。
脂肪が多すぎる場合には、ファイヤークリニックではハイフなどの別の施術を提案するか、脂肪溶解注射とハイフの併用をおすすめすることもあります。
3:注入箇所が腫れや内出血が起こることもある
個人差はありますが、注射後は施術箇所に筋肉痛のような痛み、内出血、赤みを生じることがあります。
数日から1週間以上腫れが続くこともまれにあります。これらの症状は、日常生活に支障があるほどではありませんが、何か仕事やプライベートで重要なイベントを控えている場合は、なるべく仕事の休日前に施術することをおすすめします。
また、脂肪溶解注射を顔に行った場合、施術後の腫れの状態が異なり、左右のバランスが違ってくることもあります。
ダウンタイムの最中の腫れであれば、徐々に落ち着くのを待ちましょう。
脂肪溶解注射の5つのメリット
脂肪溶解注射についてメリットについて5つのポイントがあります。以下、具体的に見ていきましょう。
1:脂肪を落としたい部位を狙い撃ちできる
脂肪溶解注射は、口横のポニョっとした部位や小鼻、脇のハミ肉、二の腕のボコッとした箇所など、比較的狭い範囲の施術を得意としています。 そのため、気になる部位だけピンポイントで脂肪を減らしたい方に最適です。
また、1ccと少量ずつ容量を変えることができるため、ボディラインやフェイスラインの微細なデザインにこだわりたい場合にも向いています。
2:施術後もリバウンドしにくい
脂肪溶解注射は、リバウンドの原因となる脂肪細胞を溶解し、老廃物として排出する作用があります。 一度溶解された脂肪細胞は再生しないため、施術した後もリバウンドしにくいです。
ただし、リバウンドしにくいのは施術した部位だけなので、その他の部位の脂肪増加へはご注意ください。
3:身体への負担が少ない
脂肪溶解注射では細い注射針を使用するため、痛みが少なく、皮膚に傷をほとんど残しません。そのためダウンタイムも短く、1週間ほどで腫れも引きます。
施術時間も1箇所当たり10分程度と短時間で完了するため、身体への負担も少ないです。
また、脂肪溶解注射は基本的に麻酔を必要としないため、麻酔によるリスクもありません。※一部、麻酔入りの脂肪溶解注射を使用することもあり。
4:他の治療との組み合わせやすい
脂肪溶解注射は他の美容施術との相性もよく、複数施術を併用して相乗効果を得たい方にも適正しています。
とくに相性の良い施術はハイフや糸リフトなどのリフトアップ施術です。
顔への脂肪溶解注射を検討している方は、お悩みに合わせてその他施術も合わせてご検討ください。
5:美容医療をしたと気づかれにくい
脂肪溶解注射は、脂肪吸引に比べると効果がマイルドで、少しずつ自然に痩せていきます。
そのため、美容医療をしたと周囲に気づかれにくいです。
また、施術後注射部位を避ければ術後からすぐメイクもできるため、すぐに日常生活へ復帰できます。
脂肪溶解注射のデメリットを避けるには?
手術よりも手軽に受けられる脂肪溶解注射ですが、施術を受ける前に、リスクや副作用も知っておきましょう。
1:脂肪溶解注射への理解を深める
特徴 |
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対象部位 | 顔/上腹部/下腹部/わき腹/太もも内側/ヒップ/膝/二の腕 |
効果が出るまでの期間 | 3週間から1ヶ月 |
必要な回数の目安 | 3〜5回 |
効果の持続性 | 半永久的 |
ダウンタイム | 数日〜1週間程度 |
脂肪溶解注射は、少ない負担で脂肪を破壊できる魅力的な施術ですが、アプローチできる部位は皮下脂肪のみです。
そのため、気になる部位の脂肪が皮下脂肪ではなく内臓脂肪であれば、脂肪溶解注射は適しません。
よく”注射を打てばその部位の脂肪がすべて減る”と誤解され、思ってたのと違ったと後悔される方も多いです。
また、脂肪溶解注射は1回ではなく複数回の施術を重ねることで効果を実感できる施術です。即効性がない点をあらかじめ把握しておくことで、効果に対する期待度と実際の効果のギャップが減らせます。
脂肪溶解注射についての詳しい解説は、「脂肪溶解注射はなぜ痩せる?部位別の効果や費用・副作用を解説」で紹介しています。
2:他痩身施術も合わせて検討する
脂肪溶解注射 | 脂肪吸引 | 医療痩身機器 | |
---|---|---|---|
特徴 |
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範囲 | 狭い | 広い | 中〜広い |
効果の即効性 | ★★☆ 3週間〜1ヶ月 |
★★★ ダウンタイム後から |
★☆☆ 1〜2ヶ月 |
治療回数 | 3〜5回 | 1回 | 3〜5回 |
安全性 | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ |
ダウンタイム | 数日〜1週間程度 | 2週間〜1ヶ月 | ほぼなし |
おすすめな人 |
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脂肪溶解注射は、皮下脂肪へのアプローチしかできない施術なので、気になる部位が適応でない場合は、ほか施術を検討する必要があります。脂肪溶解注射と同じく部分痩せが期待できる施術としては、脂肪吸引や医療痩身機器がよく比較検討されます。
また、脂肪溶解注射は狭い範囲の部分痩せを得意とする施術のため、広範囲の施術には不向きです。できなくはないですが、注入量を考えると脂肪溶解注射ではコストもかかるため、おすすめはできません。
ファイヤークリニックでは、比較的広範囲の施術を希望される方には、ハイフや脂肪冷却を提案することもあります。
部分痩せを希望される方は、ひとつの施術だけでなく複数の施術を取り扱うクリニックで相談するのがおすすめです。
3:治療実績が豊富なクリニックを選ぶ
脂肪溶解注射は、医師の技術や経験が大きく影響する施術です。
過去の症例から得たデータに基づいて適切な量と部位を見極めてこそ、綺麗なボディラインやフェイスラインを作れます。
また、デザインの綺麗さ以前に、脂肪溶解注射の効果自体も医師の腕に左右されます。
脂肪溶解注射は、ピンポイントで気になる箇所へアプローチできるため、細かいデザインができるメリットがある一方で、あまり効果を実感できず後悔される方がいるのも事実。
実績にあるクリニックなら、豊富な経験に基づき個々に合わせた最適な治療法を提案し、希望のデザインへ近づけてくれます。
脂肪溶解注射ならファイヤークリニックへ
脂肪溶解注射のメリット・デメリットをご理解いただけましたでしょうか?
美容医療の中では最も安く受けることのできる施術なだけに、その安さに飛びついてしまう方も多いようです。
クリニックによって使う薬剤が異なれば、その効果や必要な回数も変わってきます。
ご自身に合った施術を受けるために、正しい知識を身に着けて、安心で効果の得られる施術を受けてほしいと思います。
ファイヤークリニックでも、脂肪溶解注射を取り扱っています。より詳しくはFIRE CLINICまでご来院ください。
医療ダイエット専門クリニックならではの知識を活かして、細かなお悩みに寄り添います。
PROFILE
-
2017年 佐賀大学医学部 卒業
2017年 都立松沢病院 勤務
2019年 都立多摩総合医療センター 勤務
2020年 FIRE CLINIC新宿院 開院
2021年 渋谷院、銀座院開院
2023年 新宿、渋谷、銀座、名古屋の4院に展開しFIRE CLINIC総院長を務める。
2024年 公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター 再生医療研究室 特任研究員
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