肥満外来は何をする?医療ダイエットを保険適用で受ける条件|東京3院展開のファイヤークリニック
ダイエットしたいけど辛くて続かない…。
頑張ってるのに全然痩せない。
病院で楽に痩せられる肥満(ダイエット)外来っていうのがあるんだって
「肥満(ダイエット)外来ってどんなことをやってるの?」
「私は肥満(ダイエット)外来に行くべき?」
「保険診療なの?」
「どれくらいの料金なの?」
今回は、そんなあなたの疑問に痩身専門クリニックがお答えします!
ファイヤークリニック
Contents
肥満(ダイエット)外来とは
病院やクリニックで医師や管理栄養士などの指導のもと、食事療法、運動療法、行動療法、薬剤療法などを行う外来です。
保険診療と自由診療の両方があります。
保険診療とは病気に対して行われる国が定めた治療で、国により保険診療を受けられる人の基準が定められています。
保険診療は治療費の3割負担で済みますが、自由診療は全額自己負担となります。
できれば保険診療の方がいいですよね。
では肥満は病気なのでしょうか?
肥満を表す指標としてBMIというものがあります。
BMI=体重(kg)➗(身長(m)×身長(m))
身長の単位がメートルであることに注意してください
これが25を超えると日本では肥満に分類されます。
肥満は糖尿病や高血圧、最終的には心筋梗塞や脳梗塞など怖い病気の原因となります。
そのため肥満は治療すべき疾患として認識されています。
肥満は条件を満たせば保険診療で治療することができます。
肥満(医療ダイエット)外来を保険適用で受けられる条件は?
保険診療の肥満(ダイエット)外来を受けることのできる基準は以下の通りです。
- ・BMI35以上の高度肥満に該当する人
- ・BMI25以上で肥満に関連する下記疾患を有する人
- 1.耐糖能障害(2 型糖尿病・耐糖能異常など)
- 2.脂質異常症
- 3.高血圧
- 4.高尿酸血症・痛風
- 5.冠動脈疾患:心筋梗塞・狭心症
- 6.脳梗塞:脳血栓症・一過性脳虚血発作(TIA)
- 7.脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患/NAFLD)
- 8.月経異常,不妊
- 9.睡眠時無呼吸症候群(SAS)・肥満低換気症候群
- 10.運動器疾患: 変形性関節症(膝,股関節)・変形性脊椎症,手指の変形性関節症
- 11.肥満関連腎臓病
- ・BMI25以上で内臓脂肪の蓄積を認める人
- 引用:肥満診療ガイドライン2016
つまり、下記のような人なら保険診療の肥満(ダイエット)外来がおすすめです。
- ・BMI35以上の人
- 肥満(BMI25以上)でかつ
- ・糖尿病、高血圧、高脂血症、痛風、脂肪肝などのいわゆる生活習慣病もある人
- ・いびきや睡眠時無呼吸の疑いのある人
- ・体重が重くて膝や腰が痛い人
また、BMIが25以上で下記のような方は肥満に伴う疾患が生じている可能性がありますので、医療機関を受診されることをおすすめします。
- ・トイレの回数が減ってきたり、むくみが気になる
- ・生理が乱れていたり、不妊を認めている人
- ・健康診断で血液検査や尿検査で再検査になったことがある人
それ以外の人は保険診療で肥満(ダイエット)外来に通うことはできません。
それでも医療の力を使って理想の体型を実現したい人は自由診療で治療を行う必要があります。
肥満(ダイエット)外来ではどんなことを行っているの?
ここでは保険診療で行われている肥満(ダイエット)外来についてお話しします。
肥満(ダイエット)外来で行われる治療のメインは食事療法、運動療法、行動療法で、それを補助する形で薬物療法が行われます。
保険診療の肥満(ダイエット)外来は健康的に痩せることを目指しているので薬に全てお任せするのではなく、正しい食事、適度な運動、無意識の食べ過ぎを防ぐことがやはり必要になってきます。
ダイエット薬のうち日本で保険診療として認められているものにマジンドール(商品名:サノレックス)という薬剤があります。
マジンドールの作用機序は脳の視床下部という部位において、アドレナリンやドパミン、セロトニンなどの神経伝達物質の吸収を抑え神経終末での濃度を上げます。
それにより摂食中枢を抑制したり、満腹中枢を刺激することができるので、我慢することなく食べる量を減らすことができます。
マジンドールの実際の効果としましては以下に論文の引用を掲載します。
長期のマジンドールの投与で12kgの減量に成功した症例。
引用:Inoue, S. (1995). Clinical studies with mazindol. Obesity Research, 3(S4), 549S-552S.
日本でマジンドールを保険適応で使用できるのはBMI35以上の高度肥満の方のみです。
また、使用期間は最長で3ヶ月で、1ヶ月使用しても効果が見られなかった場合は使用を中止すべきとされています。
使用期間が決められている理由は、マジンドールは覚醒剤に似た成分であるため依存性の危険性があると言われているためです。(実際には証明されていません。)
そのため、個人での使用は絶対にやめましょう。
保険適応で認められている薬剤として、防風通聖散などの漢方もあります。
保険適応で認められている薬剤は日本ではとても限られています。
そのほかの薬剤として、糖尿病を合併している方はGLP-1というお薬を使用できます。
GLP-1は糖尿病治療薬として使用されており、こちらも結果としてはマジンドールと同様に食欲を抑えるお薬です。
しかし作用機序が異なります。
GLP-1に関しましてはこちらをご参照ください。
GLP-1ダイエットの効果と副作用を医学的根拠をもとに徹底解説!
自由診療での処方であればサノレックスもGLP-1も当院で取り扱っております。
ファイヤークリニック
それでも痩せなかった人はどうするの?
ほとんどの方が上記の治療で体重減少を認め、さらに体重が1kgでも減ると血液検査の数値が優位に改善することがわかっています。
しかし、上記の治療を行っても十分に効果の得られなかった人や生活習慣病が改善しなかった人には胃を小さくする手術が適応となります。
スリーブ状胃切除術
引用:順天堂大学医学部附属順天堂医院 肥満外来HP https://www.juntendo.ac.jp/hospital/patient/foreign/himan.html
では、保険診療の基準に当てはまらななかった方で、
- ・他にも色々な種類のダイエット薬を試してみたい
- ・脂肪吸引をやりたい
- ・EMS、脂肪溶解注射、クールスカルプティングなど様々な医療ダイエットをやってみたい
このような方々は自由診療での肥満(ダイエット)外来がおすすめです!
自由診療の肥満(ダイエット)外来は手術を行わずとも楽に痩せることができてリバウンドもしにくいです。
自由診療の医療ダイエットについてはこちらで詳しく解説しております。
医療ダイエット(メディカルダイエット)とは?メリット・デメリットを解説!
肥満(医療ダイエット)外来の薬にかかる費用は
保険適応の有無で負担する料金が変わります。保険診療の場合3割負担、自由診療の場合は全額負担となります。
サノレックスやGLP-1は元の薬価が高い(1錠500円程度)です。
保険診療のダイエット外来は費用3割負担とすると、検査の種類にもよりますが、処方も込みでおよそ1万円前後となることが多いです。
自由診療の場合、料金はクリニックごとで設定できるためピンキリです。
GLP-1治療の場合
サクセンダ 2本 6〜8万円
リベルサス 3mg 1ヶ月分 1〜2万円
当院では医療ダイエットをもっと身近に感じていただきたいため低価格で取り扱っております。
サクセンダ 初回限定 1本 17800円
リベルサス 初回限定 1ヶ月分 11000円
オンライン診療でのみの取り扱いとなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
詳しくはこちらをご確認ください。
まとめ
今回は保険診療の肥満(ダイエット)外来について詳しく解説しました。
保険診療のダイエット外来は理想の体を手に入れるというよりは、健康的な体になることを目指して行われています。
保険診療の肥満(ダイエット)外来は受けられる人も受けられる治療も限られています。
医療の力を利用して楽に理想の体を手に入れたい方は、自由診療の医療ダイエットがおすすめです。
当院は医療ダイエット専門クリニックです。
我慢することなく理想の体型を実現し、さらにリバウンドしにくい自由診療での医療ダイエットを提供しています。
ご興味のある方はぜひ一度無料カウンセリングにお越し下さい。
ファイヤークリニック
PROFILE
-
2017年 佐賀大学医学部 卒業
2017年 都立松沢病院 勤務
2019年 都立多摩総合医療センター 勤務
2020年 FIRE CLINIC新宿院 開院
2021年 渋谷院、銀座院開院
2023年 新宿、渋谷、銀座、名古屋の4院に展開しFIRE CLINIC総院長を務める。
2024年 公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター 再生医療研究室 特任研究員
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